30.法定休日−年末年始の出勤
更新に当たり、年末年始の出勤が契約条件だが、割増賃金は法定休日である日曜日以外は出ないと言われました。 「大晦日」とか「三が日」は、どこでも休んでいるのに、納得できません。
派遣会社の営業担当者が言うように、労働基準法上は、休日出勤に対し割増賃金を払うのは、法定休日に出勤した場合です(労働基準法37条1項)。

1月1日は祝日ですが、1月1日を含めて、12月31日から来年の1月3日までの間に日曜日がない場合はどうでしょうか。年末年始であっても、ご相談者の所属する派遣会社の法定休日が日曜日で有れば、割増賃金を支払うべき休日出勤には該当しないのです。従って、派遣会社はご相談者に対し、割増賃金を支払う義務はありません。

 「祝日」や「正月の三が日」は、一般的には確かに特別な日ではあるのですが、労働基準法上は、法定休日と言うわけではありませんから、賃金に関し、特別な取り扱いをされることはありません。

しかし、更新に当たり、12月31日から1月3日に関しては、特別手当を支給するよう交渉することはかまいません。派遣会社が、ご相談者の要望を受け入れてくれない場合は、ご相談者には更新しない自由があります。